ギネスとアイルランドの話1
酒は憧れから入るものである。
と思いませんか?
ギネスが好きで、ギネスばっかり飲んでいます。
なんでギネスが好きなのかしら?と考えるに。
学生時代、ショットバーとオーセンティックバーの間くらいのバーでアルバイトをしていました。
そこに、いつもギネスを頼む素敵な紳士の常連さんがいました。
メガネのヒゲのおじさまでした。
いつもギネスを1杯(瓶だったか缶だったか記憶が定かじゃないけど確か瓶)飲んで、穏やかに微笑んで去って行きました。
その繰り返しの中で、
ギネスってきっとすごく美味しいものなのだ…
と言う憧れが、3年くらいかけて募りました。
それが始まり。
ちなみに、だいぶ経ってから紳士に、なんでギネスを飲んでいるのか尋ねたところ、「ビールの中で一番カロリーが低いから」という回答をいただきました。笑
それでも、私の中でのギネスへの憧れはなぜか消えず。
飲めば飲むほど飲みなれるので、どんどんギネス好きになっていきました。
今は、美味しいから飲んでいます。
ビールに求めているのはのど越しじゃないんだ、優しさなんだ。
という感じです。
さて、時は流れ。
「英語の勉強をしなさい」という神の声が、社会人になってからずっと聞こえていました。
でも、一向に勉強をしない私。
TOEICに申し込みをしては、当日勉強してないから行かなくていいや・・・とかいうのを繰り返していました。
仕事で使わないし・・・
必要ないし・・・
言い訳はいくらでもありました。
でも、転職するときに年収を上げるためにも、英語をしゃべれるようになりたい。
英語しゃべれる人かっこいいから羨ましい。
そうだ!
英語圏に旅行に行けばいいんだ!
一人で行くことにしよう!
そうしたら英語を必死で勉強するはずだ!!
という名案が浮かびました。
んで。
どこに行くか?と。
英語圏。
一人で行っても安全で・・・ともやもや考えていたときに、ふと、誰かの言っていたことを思い出しました。
「ダブリンの工場で飲む出来立てのギネスが、世界で一番美味しい」
そうだ、ギネスのもう。
というわけで、アイルランドに旅行に行ってきました。
2015年の話ですが、振り返って書いていこうと思います。
(アラン諸島 イニシュマン島に1軒しかないパブで飲んだギネス。ベストギネス!)
ちなみに、英語力はというと結局あまり勉強しなかったので向上しませんでした。
わかったことは、英語喋れなくてもどうにかなる。ということと、
アイルランドの人は優しい、ということです。