ニョロニョロ暮らし

ここではないどこかに行きたいけどどこかわからないよ。趣味はお酒と自転車と旅行です。

ギネスとアイルランドの話4 (1日目)ダブリンとセットダンス

ようやく旅立ち。

2015年9月17日〜9月24日の記録です。

 

成田発アムスタルダム経由のKLMでダブリンへ。

ダブリン行きの航空会社はいくつかあるのですが、こちらのサイトを参考に午前に出発して夕方にダブリン入りできるKLMを選びました。

www.ryugakuclub.com

 

KLMは卒業旅行でイタリアに行った時も使ったので、なんとなく安心感もあり。

イタリアに行った時以来、我が家のキッチンにぶら下がるKLMキーホルダーちゃん。

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今回の往路便の本当のKLMちゃん。

毎日眺めていただけに、愛しさも増します。天気ちょっと悪かったですね。

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機内食が結構美味しいんですよ。

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あと途中にスーパーカップもくれました。

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アムステルダムの乗り換えを経てダブリンへ。

まずは最初のミッション。

空港から街中へ移動!です。

余裕がなさすぎてこの辺全然写真を撮っていません。笑

 

事前に参考にしていた記事

allabout.co.jp

 

ダブリンバスで、街中に出てみたかった!

どうしてこんなちっちゃい冒険を試みてしまったのでしょう。

空港から出て目の前に「6ユーロ」と書いたリムジンバスがあったのに・・・

旅慣れてないのに。

 

ちなみに、ダブリンバスにはアプリがあります

Mobile Apps - Dublin Bus

バス番号と行き先を地図と照らし合わせて確認できるので、重宝していました。

16・41・41C」この番号を頼りにバスを待ち、乗り込む前にバス停でカードを買いました。

 

ここで問題が。

事前に調べていたLeap Cardが欲しかったのですが、どうもバス停にあった自販機がLeap Cardの販売機ではなかったんだよなー。

でもよくわからないけど出てきたカードを手にバスに乗り、乗り込む時に運転手さんに「オコンネルストリートに行きますか?」と聞き、どうにかYesを聞き取りバスに乗り込みました。

 

ダブリンで宿泊したホテル はこちら。

osheashotel.com

 

道に迷いながら、どうにかたどり着き、チェックイン。

荷物を部屋に置いて、お店のパブへ。

最初、相席用の広いテーブル席に通されましたが、他に誰もいなくて落ち着かず・・・

 

カウンターが空いたのを見計らい、店員さんに声をかけカウンターへ移動。

ギネスとギネスシチューにありつきました。

アイルランドで初ギネス。美味しい〜〜〜

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このホテルに宿泊したのは、毎週木曜日にケーリーが開催されるからです。

ケーリーとは、アイリッシュダンスのセットダンスのパーティーの呼び名です。

 

アイリッシュダンスというと、日本で有名なのはリバーダンスと思います。

www.youtube.com

 

しかし、実は、アイリッシュダンスにはいろいろな種類があるのです。

アイリッシュ・ダンス - Wikipedia参照

 

セットダンスというのは、カジュアルな社交ダンスという感じで、

男1女1の2人組を4組、計8人を1単位としたダンスです。

 

イメージ的には日本でいう盆踊りみたいな感じかなぁ。

踊りの型は決まっていて、生演奏に合わせて踊ります。

型を知らなくても踊りながら周りの人が教えてくれるので、間違えての大丈夫、踊るのを楽しみましょう!みたいな。

 

ケーリーはこういう感じで、人がいっぱい集まって踊ります。

街中だったり、体育館だったり。

www.youtube.com

 

ケーリーで演奏する人たちをケーリーバンドと呼んで、有名なバンドが幾つかあります。

上の動画はキルフェノーラ。

 

あと、タラケーリバンドというのも有名です。

www.youtube.com

 

 

いろいろ検索していて見つけた、セットダンスイベント検索サイト。

世界中のケーリーが検索できます。

この宿を決める時も、

・旅行期間中に

・泊まる都市で

開催されるケーリーを探しました。

sets.ie

 

ちなみに、日本にもケーリーバンドや、アイリッシュダンスの団体が幾つかあってイベントがちょくちょく開催されています。

一番行きやすいのはこちら主催のイベントかな。

toyota-ceiliband.com

 

日本のイベントも上記のSets.ie で検索できるので、ご興味があれば是非行ってみてください。

というかSets.ie どういう仕組みなんだろう・・・気になりすぎる。

 

ちょっと脱線しましが、7月から始めて初心者に毛が生えたくらいにはセットダンスを覚えたので現地のケーリーに参加してみたかったのです。

でまた、写真を撮ってなくて申し訳ございません…

 

20時過ぎくらいから、徐々にパブにそれっぽい雰囲気を出した年配の方々が集まってきました。

パブの舞台にも、演奏者さんが2名控えて準備中。

 

そして始まりました〜

人数は10人くらいでしょうか。1セットで交代しながら踊り始めました。

みなさん踊りがキレキレです。

パブのお客さんはほとんどが観光客という様子で、物珍しそうに演奏や、ダンサーたちを見ていました。

 

しばらく様子を見ていましたが、せっかく来たのだからということで、休憩中の人に

「I'm set dancer.」「I'm  beginner.」とか言いながら、混ぜてくれ!ということを伝えて輪の中に入れてもらいました!!!!

最初いぶかしそうな目で見られましたが、おじいちゃんたち優しい〜

ニコニコしながら一緒に踊ってくれました!

 

途中疲れてカウンターに戻ったら、隣に座っていた男性に、

「Your Dance! Your Dance!」と笑顔で話しかけれられ、お話しすることに。

イタリアから来たジャーナリストと言っていました。

なんとなく何を言っているかわかるものの、自分の言いたいことは全く言えない、というのが私の英語力のため、ほぼ会話は成立せず・・・

 

仕方がないので、またダンスの輪に戻ろうとしたところ、アフロで歯抜けの男性に声をかけられました。

笑顔で、「一緒に踊らない?」的なことを言われたのはわかるのですが。

なんだろう、胡散臭い。

胡散臭さとは万国共通なのでしょうか。

多分この人やばいなーと思ってなんとなく避けていたのですが、何度も話しかけられる。

「Are you single?」

「この後別の店行かない?(というようなことを英語で)」

 

いや、行かねーよ、と。

女性の一人旅は、独身でも左手薬指に指輪をしていた方がいいかもしれないですね・・・安全のために。

 

さてそんな事がありつつも、ケーリーは続いていまして、

最後は、一番簡単なダンスをお客さん全員を巻き込んで大きな輪で踊ることに。

Come in! Come in! て感じで、周りの人たちもノリが良く、どんどん輪が大きくなった(^^;

次々ペアを交代して踊っていくのですが、さすが欧州・・・?

 

ペアになると、目を見てニコッ!

「Hi!」

「Where are you from?」と話しかけられます。

「I'm from JAPAN」と何回言ったかわかりませんがとりあえず、楽しかったです。

 

お酒も入って、ダンスも踊って満足な1日目終了です。